
「ペット仕様の家にしよう、そして暖かい家にしよう、が2大テーマでした。なにしろ前の家は冬、寒くて(笑)。それと訪ねてくる両親が寛げる家にもしたい」。家づくりにあたっては、ペット仕様の施工例の間取り図をコピーし、気に行った間取りを切り抜いて組み合わせてみた。「ピースを集めてパズルを完成させるみたいにやってみたのですが」。どうしても洗面室・浴室などの水回りがうまくいかない。「家相のことも考慮に入れたかったもので」。にっちもさっちもいかなくなって、設計士に相談。「さすがプロです。すべて見事に解決しました。さらに洗面所のボールを2つにしたい、という希望も叶いました」。リビング中央に存在感を放つスタイリッシュなスケルトン階段や、大きなリビング吹抜けも設計士の提案力で理想通りの仕上がりです、と満足なご夫妻。2階にもリビングスペースがある理由は?「両親が泊りに来たときに、二人が2階の個室に閉じこもらず、明るいリビングで寛いでもらうためです」。
「以前飼っていた2匹は、コ―ギ―という犬種で、名前はラッキーとプリン。今度も同じ犬種にしようと考えています」。愛犬を迎える住まいは、玄関を入るとまっすぐ犬のシャンプー台へ向かう動線も。「ここで足裏の泥や汗を洗い流します」。ウォークスルーの玄関収納となるところに犬の寝室が。床は滑らない材質。壁もにおいを吸収する素材。カーペットもペットに快適なものに。2代目のラッキーとプリンを迎えるスタンバイは完了している。